2010年05月24日

個人投資家450億申告漏れ

 インターネットを使った株の売買や金融商品取引などで個人投資家が得た利益を巡り、名古屋国税局が昨年6月までの3年間で、延べ約8000人に対し、総額約450億円の所得の申告漏れを指摘していたことが分かった。

 ほとんどが全く申告をしておらず、このうち40人は、悪質な仮装・隠蔽(いんぺい)があったとして重加算税を課された。同国税局は「納税意識が高まるよう、税知識の浸透に力を入れていく」としている。

 同国税局管内では、外貨を売買して為替相場の変動で利益を狙う金融商品「外国為替証拠金取引」(FX取引)で得た所得約2億1000万円を隠し、所得税約7000万円を脱税したとして、2008年3月、60歳代の元高校教諭の男が所得税法違反で名古屋地検へ告発された。元教諭は無申告で、「老後の生活費のため、少しでも金を残しておきたかった」と意図的な所得隠しを認め、執行猶予付きの有罪判決を受けた。

 東京、大阪、名古屋など5証券取引所と日本証券業協会によると、08年度の個人株主数は前年度比227万人増の延べ4223万人で、13年連続で過去最多を更新。パソコンや携帯電話で瞬時に取引できる手軽さから、ネット取引をする会社員や主婦らは急増しており、ネット取引の口座数は03年度の約500万口座から、08年度は約1500万口座にまで大きく伸びた。

 しかし、課税されるとの意識が低かったり、「含み損があるので申告する必要はないと思った」「取引回数が増え、得た利益の金額が分からなくなった」などとして申告しなかったりするケースは多いという。

 政府は03年1月、個人投資家の申告の負担を軽減するため、証券会社が納税手続きの代行をする「特定口座制度」を施行。投資家が証券会社に開設した口座で株の売買を行った際、証券会社が1年分の所得を計算し、年間報告書として投資家に送付、源泉徴収を任せることも選択できる。利用者は着実に増え、昨年6月時点で約1460万口座に上り、施行翌年の04年の3倍近くに達した。

 一方、日本証券業協会の昨年6月のアンケート調査では、同制度を導入している証券会社は315社中189社にとどまった。ある証券会社の幹部は「制度が定着しているとは言い難い。管理コストが高いのも要因の一つ」と分析する。

 酒井克彦・国士舘大教授(租税法)は「金融商品の多様化により、今後取引はますます手軽になって投資家とともに取引自体が増え、脱税行為の捕捉も難しくなる。税務当局が、個人の取引に監視の軸足を置くとともに、税制や申告の方法について、親しみやすく簡素なものにすることが重要だ」と指摘している。


[読売新聞ニュース]より


 悪質な納税逃れはいけませんね。ネット取引が盛んになってきている現状に法整備の遅れはないのでしょうか?いずれにせよ監視を厳しくしていくことが必要ですね。


指毛 脱毛

ご当地コスメ
posted by 美容マニア at 08:55| fx スプレッド 比較 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月13日

1円刻みの「最安値」争い

 外国為替証拠金取引(FX)を扱う市場「くりっく365」で、取引を仲介する証券会社が取引手数料を値下げし始めた。8月からFX取引の規制が強くなり、客にかつてほどのもうけをアピールできなくなるため、割安な手数料で他社との違いを出す狙い。

 証券大手の大和証券は2月、1万ドルや1万ユーロなどを売ったり買ったりするたびにかかる手数料を168円から52円に値下げするキャンペーンを始めた。対抗したのが、「業界最安値」をモットーにしてきたインターネット専業の岡三オンライン証券。3月、取引に使う口座を新しく開いた客の手数料を36円にするキャンペーンを始めた。

 ここから値下げ競争が激しくなった。岡三オンラインが追随したのを受けて大和は35円、さらに岡三オンラインが34円にと、両社が1円ずつ値下げを計6回発表し合った。今では「業界最安値」は5月7日からの岡三オンラインの30円になった。

 値下げ競争の背景には、8月からのFX取引の規制強化がある。FXはわずかな証拠金で何十倍、何百倍もの海外通貨の売買ができる。多額の損失を被る恐れがあるため、金融庁がその倍率の上限を50倍に制限することになった。

 大きな倍率のFX取引はFX会社を通じた相対取引が中心だった。規制強化でかつてほどの高倍率の取引ができなくなり、投資家は「くりっく365」のような市場取引で決まる価格の透明性や信頼性に注目する、との見方が証券会社には多い。このため、大和の担当者は「今は収益を無視しても、投資家のすそ野を広げる方が先だ」。岡三オンラインの新芝宏之会長も「客のニーズがあるからやっている」と引かない構えだ。



[朝日新聞ニュース]より


 競争の激化は、消費者にとって、手数料の値下げという恩恵がありますが、このことでサービスの低下が起こる可能性もありますよね。デフレの中で仕方のない動きといえますが、変な意地の張り合いみたいな商売は身を滅ぼしかねません。
posted by 美容マニア at 10:48| fx スプレッド 比較 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。